置かれたところで咲いてます

上溝事業所です。

最近、暖かくスギ花粉が飛来してくる時期になり、もうすぐ春が来ることを花粉がお知らせしてくれています。
花粉症の方からすると、「春は、鼻水、くしゃみが止まらなくて苦しいよ」「杉花粉無くなればいいのにな」

なんて思われる方も中にはいらっしゃるかと思います。

花粉にも負けず毎日ガーデニング作業や農園作業に出かけている私たちは、その作業の中で季節の移り変わりをいち早く感じることができます。

最近は梅の枝や花に触れる機会が増えました。

この写真は先日ガーデニング作業で剪定された梅の枝の写真です。

剪定した枝を、水を入れたバケツに挿しておいたら、花が咲きました!

切りおろされて処分されようとしていた枝。

でも、バケツの水を吸って、きれいな梅の花を咲かせて、その香りをかもしだす。

いのちがあるかぎり精一杯生きて生をまっとうしようとしているんですね。

「1月 行く」「2月 にげる」「3月 去る」など言われたりして、あわただしいこの季節です。

心にゆとりが持てなくなるとイライラすることが多くなって、ちょっとしたことで周囲の人と言葉の衝突が起こったりしがちですね。

そんな時にレインツリーの私たちは、職員も利用者のみなさんも、「命ある限り精一杯生をまっとうしようとする」梅の枝など他にも色々な木や草や花たちに触れ、心癒されながら作業しています。

ちょっとぐらいイラつくことがあっても、「ま、いいか」っていう心のゆとりが戻ってきます。