私たちが目指しているのは『園芸療法』です。

こんにちは。淵野辺事業所の溝口です。

ちょうど一年前の農園は、150㎝くらいの雑草が繁茂しており、草ぼうぼうの荒れ放題でした。
今は利用者さんのお蔭で整地も進み、苗が植えられるように平らな畝が出来ています。

農園に何を植えようか?
何を植えたらクラフト資材になるのか?

などを模索しながら、ドライフラワーを育てて販売しましたが、予想以上の売れ行きに新しいニーズの開拓に期待を抱いています。

今年はもっと工賃アップのために使える&売れるクラフト資材(ハーブなど)を育てて、去年以上にみんなで喜びを分かち合いたいと思っています。

そのために農園の新たな区画整理とハーブの増設計画を準備していますが、2年目になったラベンダーが大きく育ち、先月収穫を迎えました。

どういう訳か?花苗と似た雑草たちが近くに繁茂しがちです。
作業される利用者さんが雑草と間違って抜いてしまわないように、ペットボトルを輪切りして作った“kokonae-ring”を花苗を囲むように置いて見分けられるようにしました。

その効果あってか「あ゛ーっ!抜いちゃった?」ということもなくスクスクと成長しています♪

ガーデニングに参加できない人たちも、こうして自分たちの手で育てた植物がクラフト製品として売られていくことで作業工賃になっていくという実感が、少しずつ芽生え始めているような気がします。

種をまき、愛情を注いで育て、花が咲き、収穫。
その後クラフト商品の資材となって、
お客様に買っていただいて喜んでいただける。

これがまさに、私たちが目指している『園芸療法』です。

体と心を農園やガーデニングで鍛えて、楽しく稼ごう!

利用者・スタッフ共に『働いて元気になろう』を目指していきます(*^-^*)