切り株の新芽

こんにちは!

 伊勢原事業所です。

 私は、勤め始めて、勤続?年目になりました。

怒涛のごとく、月日は流れ・・・

海援隊の歌の「思えば遠くにきたもんだ」の言葉を少し借用して、

思えば長く勤めてきたもんだ・・・と、

ついついつぶやいてしまう今日この頃です。

 

突然ですが、諸事情により7月から時短勤務になりました。

先日、犬と散歩をしていたら、新芽がでている切り株をみつけました。

この写真を見て、皆様はどのようなことを連想されますか?

普通ならば、循環、輪廻転生 世代交代・・・・

私は、年取った者は若い人に道を譲って、後は老いさらばえるだけ・・・肥やしになるだけ等、

少し、いじけた考えが頭によぎっていました。

 

思えばあの時、

委託販売先の紹介で吉祥寺のデパートに「母の日」用にリースを数個提供することになり、

完売したときの驚きを今でも覚えています。

当時、きちんとしたお店で売れるとは思っていなかったので、

「売れたんだ・・・」と目をぱちくり。

この時期から、リースを本格的に作っていこうとなっていったと思います。

低価格で品質の良いリースをつくるために、

畑でドライフラワー用の植物を栽培し、

収穫した植物をドライにする作業を取り入れ、

それがいまや木工に次ぐ、第二の柱のように成長。

また、作ったおまけがプロの方のアドバイスを通して

商品になっていく過程を経験したり・・・

セレクトショップのようなお店においてもらったり・・・・

 

マニュアルのない所から、何もないところから、工夫してやってきたと思う。

振り返ると、作業の日々が走馬灯のように色々思い出される。

体力的に楽になったけれど、精神的には少し寂しいかもしれない。

 

でも、最近は、この写真をみて

「今までの考え方を断ち切ったら、新しい芽がでてきた」のように見え始め・・・

新しい芽は自分の気持ちのようにも感じられ、

何かをやめることで、何かが生まれるような・・

自分の心の状態が変わることで、一枚の写真の見え方が違ってくる。

何を見て、何を感じたか?

「切り株の新芽」が自分の心を知る手掛かりになりました。

新しい何かを大切にしながら、体調を崩さない様に頑張っていければと思う。

また、長く勤められているのも、周りの職員さん達の協力あってこそだと感謝してます。

これからもよろしくお願いいたします。